晴れない日がある。
理由ははっきりしない。嫌なことがあったわけでもないし、特別大きな悩みがあるわけでもない。
それなのに、気持ちが重たくて、どこかにモヤがかかっているような感覚がする。
朝、日差しを浴びてみる。外の光は変わらずそこにあるはずなのに、いつもよりまぶしく感じる。
世界は変わらず動いているのに、自分だけが取り残されているような気がしてしまう。
そんな日は、時間の流れが不思議と遅い。
何をしても気が晴れず、周りの人たちが楽しそうにしているのを見ると、自分だけ違う世界にいるような気がしてくる。
誰かと話せば楽になるのかもしれない。
でも、話す気力がわかない。無理に笑っても、心のどこかで虚しさが残るような気がする。
この気持ちの行き場を探して、ただぼんやりと時間が過ぎる。
夜になり、部屋の明かりを落としてみる。
目を閉じると、今日という一日がどんな日だったのか、うまく言葉にできない。
何かを達成したわけでもない、特別なことがあったわけでもない。
それでも、確かに今日という日は過ぎ去っていく。
心のモヤの晴らし方。
今日も明日も、探していこう。
自分のために頑張ろう。
きっといつか、それがみんなの役に立つ。
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