夜になると、急に疲れがどっと出ることがあります。
特別な出来事があったわけでもないし、嫌なことを言われたわけでもない。
それなのに、なぜか心がザワザワして落ち着かない。
そんな夜を振り返ってみると、共通していることがありました。
「音」が多い日です。
テレビの音、換気扇の音、外を走る車の音。
一つひとつは小さいのに、重なると頭の中が休まらない感覚になります。
周りの人は気にしていないように見えるのに、自分だけが疲れている。
この違和感が、地味にしんどい。
目次
音に反応しすぎてしまう感覚
自分は昔から、音に対して敏感なところがあると思っています。
急な物音にビクッとしたり、一定のリズム音がずっと続くと集中できなかったり。
たとえば、
・時計の秒針の音
・冷蔵庫の低い唸り音
・誰かの咀嚼音
そういうものが、一度気になり始めると頭から離れません。
「気にしなければいい」と言われても、
気づいてしまったものは、なかったことにできない。
この感覚は、説明しようとしてもうまく伝わらないことが多いです。
疲れているのに、理由が説明できないつらさ
一番やっかいなのは、
「なぜ疲れているのか」を言葉にできないことかもしれません。
仕事が忙しかったわけでもない。
人間関係で揉めたわけでもない。
でも、確実に消耗している。
この状態だと、自分でも自分を責めてしまいます。
「大したことしてないのに、なんでこんなに疲れてるんだろう」
そんなふうに思ってしまう。
けれど、後から気づきました。
音って、想像以上にエネルギーを使うものなんだと思います。
無意識に溜まっていく音のストレス
音は目に見えません。
だから、疲れの原因として見落とされがちです。
でも、ずっと聞こえ続けている音は、
知らないうちに神経を張り詰めさせます。
特に、静かにしたい時間ほど、
小さな音が気になってしまう。
寝る前なのに頭が冴えてしまう夜。
何もしていないのに、気持ちが落ち着かない夜。
そういうときは、
「心が弱い」のではなく、
「刺激が多すぎただけ」なのかもしれません。
休もうとしても、休めていなかった
以前の自分は、
疲れたらスマホを見たり、動画を流したりしていました。
でもそれは、
休んでいるつもりで、音を増やしていただけだった。
むしろ、そのせいで疲れてしまっていることに
最近、気づきました。
本当に必要だったのは、
何かを足すことじゃなくて、
静けさを取り戻すことだった気がします。
音から少し距離を取るという考え方
最近は、
「どう頑張るか」より
「どう刺激を減らすか」を考えるようになりました。
音に限らず、
光や情報、人の気配。
全部をシャットアウトするのは無理でも、
少し距離を取るだけで、楽になることがあります。
音についても、
「我慢する」以外の選択肢があることを、
もっと早く知りたかったと思います。
もしかしたら、対処できる疲れかもしれない
理由が分からない疲れや、
説明できないしんどさ。
それがもし、
日常の音によるものだとしたら。
気合や根性ではなく、
環境を少し変えるだけで、
楽になる可能性もあるのかもしれません。
自分の場合は、
「音をどうにかしよう」と考えたときに、
ひとつ試してみたことがありました。
その話は、別の記事にまとめています。
皆さんの毎日が少しでも明るくなりますように。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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