最近、集中力が落ちているな、と感じることがあります。
やることは目の前にあるのに、
頭がうまくそこに留まってくれない感じ。
パソコンを開いても、
画面を眺めているだけで時間が過ぎていったり、
ちょっとした物音や気配に、意識が引っ張られてしまったり。
「集中しなきゃ」と思えば思うほど、
逆に散らかっていく感覚がありました。
集中できない=怠けている、じゃなかった
前は、集中できない自分を
「だらけているのかな」
「気合いが足りないのかな」
と思っていました。
でも、よく考えると、
集中できない日は決まって、
心が疲れている日でもありました。
人とのやり取りで気を使った日。
判断や決断が多かった日。
頭の中で、ずっと何かを考え続けていた日。
そういう日は、
脳がもう十分がんばっているんですよね。
集中力って、意志よりも環境に左右される
気づいたのは、
集中力は「頑張り」よりも
環境にかなり影響されるということでした。
頭の中がザワザワしているときに、
周りから音や刺激がどんどん入ってくると、
それだけで、気持ちは散ってしまいます。
逆に、
「静かだな」
「邪魔が入らないな」
そう感じられるだけで、
自然と作業に戻れることもありました。
優しくなれない日と、集中できない日は似ている
少し前に、
「人に優しくできない日」について考えていました。
よくよく思い返すと、
集中できない日も、
優しくなれない日も、
根っこは同じだった気がします。
どちらも、
心に余裕がない状態。
無理に何かを足そうとするより、
まずは、余計なものを減らしたほうがいい。
そう思うようになりました。
「集中しよう」としない集中の仕方
最近は、
「集中力を上げよう」とするのをやめています。
その代わりに、
集中を邪魔しているものを
一つずつ減らすようにしました。
音。
人の気配。
ちょっとした環境の刺激。
それだけで、
頭の中のノイズが少し静かになって、
「気づいたら手が動いていた」
そんな時間が増えました。
集中できたあとは、人にも少し優しくなれる
不思議なことに、
短い時間でも集中できたあとは、
気持ちに余裕が戻ってきます。
自分に対しても、
周りに対しても、
少しだけ、やわらかくなれる。
集中力って、
成果のためだけじゃなくて、
心を整えるためのもの
でもあるのかもしれません。
もし、
集中できない自分を責めているなら、
まずは「集中しやすい状態」を
作ってあげるところからでいいと思います。
僕が、集中したいときに
そっと頼っているものについて、
別の記事に書いています。
頑張りすぎずに、
静かに作業したい人には、
合うかもしれません。
最後まで読んでくださり、有難うございます。
あなたの気持ちが少しでも楽になりますように。
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