その日は、特別ひどい一日だったわけじゃありません。
怒られたわけでもないし、
大きな失敗をしたわけでもない。
ただ、
「これで良かったのかな」
「自分の判断、ズレてなかったかな」
そんな考えが、仕事中ずっと頭の片隅にありました。
帰り道でも、
車を運転しながら、
同じ場面を何度も思い返してしまっていました。
家に帰ったのに、仕事が終わらない感じ
家に着いて、
靴を脱いで、
いつもの場所にカバンを置く。
ここまでは、毎日同じです。
でも、その日は、
体だけが家に戻ってきて、
頭はまだ仕事場に残っているような感覚でした。
夕飯を食べていても、
味がよく分からない。
テレビをつけても、内容が入ってこない。
「もう今日は終わったんだから」
そう思おうとするほど、
逆に気持ちが落ち着かなくなっていきました。
解決しようとすると、余計に疲れる
前は、こういう時、
ノートを開いたり、
頭の中を整理しようとしたりしていました。
でも、仕事の悩みって、
その場で答えが出るものばかりじゃない。
考えれば考えるほど、
「まだ足りない」
「もっとちゃんとしなきゃ」
という気持ちが強くなってしまうこともあります。
「切り替える」じゃなくて、「緩める」
仕事とプライベートを切り替えよう、
オンとオフを分けよう、
よくそう言われます。
でも、うまく切り替えられない日もあります。
そういう日は、
無理に切り替えるより、
少しずつ、気持ちを緩めるほうが
自分には合っている気がしました。
照明を少し落として、
部屋を静かにして、
「何かしなきゃ」という感覚を減らしていく。
それだけで、
頭の中のザワザワが、
ほんの少しだけ小さくなりました。
仕事の疲れは、頭の奥に残る
体はそんなに疲れていないのに、
どっと疲れた感じがする夜があります。
それはきっと、
仕事でずっと気を張っていたせいで、
頭の奥が休めていないんだと思います。
そういう時に必要なのは、
反省でも、対策でもなくて、
安心できる時間なのかもしれません。
最近、
仕事で気持ちが落ち着かない夜に、
助けられている小さな習慣があります。
頑張るためのものではなくて、
気持ちを整えるためのもの。
そのことを、
次の記事に書きました。
仕事のことを引きずってしまう人には、
静かに合うかもしれません。
最後まで読んでくださり、有難うございます。
気持ちが少しでも落ち着きますように。
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